通変星とは:六項はそれぞれ何を見るのか
命式を組んだあと、八文字からどうやって運勢を読むのか。使うのが通変星です。
通変星は神様ではありません。日干と他の文字との十種類の関係のことです。日干が「わたし」、残りの文字を五行の生剋と陰陽の異同で分類します。
日干が我、他は関係で見る
五つの基本関係が、それぞれ二つに分かれます。
- 我と同じもの —— 比肩(陰陽同じ)、劫財(異なる)
- 我が生じるもの —— 食神(同)、傷官(異)
- 我が剋すもの —— 偏財(同)、正財(異)
- 我を剋すもの —— 偏官・七殺(同)、正官(異)
- 我を生じるもの —— 偏印(同)、印綬(異)
例えば日干が甲(陽の木)なら、木は土を剋すので土が財。戊(陽の土)は同性で偏財、己(陰の土)は異性で正財です。金は木を剋すので金が官殺。庚は偏官、辛は正官になります。
同性は反発し異性は引き合うので、異性の組(正財・正官・印綬)は穏やか、同性の組(偏財・偏官・偏印)は力が強く荒いとされます。
六項はどの組を見るのか
当サイトでは次のように対応させています。
- 仕事 は官殺 —— 自分を律する力は、位置を与えてくれる力でもあります
- 金運 は財星 —— 自分が剋し、手に握れるもの
- 恋愛 は男性なら財星、女性なら官星。伝統的な割り当てに従っています
- 健康 は印星 —— 我を生じるもの、支えとなるもの
- 人間関係 は比劫 —— 同輩であり、競争相手でもあります
- 心持ち は食傷 —— 表現、才能、外に出すもの
つまり「明日の仕事はどうか」は、実際には「明日の干支は自分の官殺を生じるか剋すか」を尋ねているわけです。
通変星そのものに吉凶はない
ここが最も誤解されるところです。同じ星でも命式が違えば意味は逆になります。
財が多ければ金があるということではありません。身弱の命では財は担ぎきれない重荷です。偏官も一概に凶ではなく、身強で制がある偏官は権力、身弱で制のない偏官が圧力になります。
判断を決めるのは旺衰と均衡であって、星そのものではありません。当サイトが星の数を数えるだけで済ませず、まず身強身弱を判じ、その日の力が用神を助けるか損なうかを見ているのはそのためです。詳しくは五行の生剋と身強身弱へ。
ご自分の命式で
生年月日時を入力すると、六項それぞれに対応する通変星と五行が表示されます。上の表と一つずつ突き合わせられます。